〈遠い処から還ってきた少女について(あとがき)〉

 

 

作者のsainsainです。

まずは……最後までお読み下さいまして、本当にありがとうございます。

長編というよりは中編というくらいのつもりで書き始めたのに、なんと完結させるのに半年もかかってしまいました(汗)

しかも、内容的にああですので仕方がない面もありますが(苦笑)、後半に進むにつれて、どんどん話が断片的なものになり、最後にはもう何が何やらな話になってしまってるようにも思えます(大汗)

ですので、このあとがきで少々解説めいた話を………と思っていたのですが、どう書いてもやっぱり蛇足にしか感じられないものになってしまうので、とりあえずは止めておきます(ヲイ

結局のところ、序文に書いてある通りの話なので、もし訳が分からないと思われたのなら、それはただ描写不足や説明不足、そして文章の拙さによるものです。申し訳ございません(^^;

一言でいってしまえば……

このSSは、真琴が帰ってくるまでの話です。

そして、Kanonのキャラたちの上に、分け隔てなく奇蹟が訪れて、みんな幸せになる……そんな夢物語です。

よくよく考えると約一名、奇蹟が訪れるどころか、登場さえしていない人もいますが、それに関しては、どうしてもその人の出てくるシーンというものが頭に浮かばなかった所為です(^^; いつか……そのキャラにとっての「遠い処から還ってきた少女」を書ければいいな、とは思っていますが(苦笑)

まあとにかく、詩もどきの(笑)『唄 〜木々のざわめき〜』をもって、この『遠い処から還ってきた少女』というSSは完結となります。

……でもちょっとだけ蛇足として付け加えるなら(笑)、このSSは、私のSS『The Divine Invasion 〜白光〜』、『遊び場にて  〜Now Wait for Last Year〜 』とテーマ的(というか思い込み的)につながりがあります。もう三部作と呼んでもいいくらいに(笑) 設定的にはほとんど関係ないので、ストーリー的なつながりはないのですが……(^^;

 

そして最後に……このSSを街の幻燈屋さんであり、Kanonの世界に存在するキャラたちの姿を、本当に生き生きと映し出して下さっているLOTH様に捧げさせていただいて、このあとがきを終わらせたいと思います。

もちろん……読んで下さった方々、そしてさらに感想を下さった方々には、心からの感謝の気持ちを込めて……。

 

ありがとうございました。
 

LOTH's Home Page専用追加あとがき(笑)
 

上で書いているあとがきは、私のHPでアップした時に書いたものですが、今回LOTHさんのHPに載せていただけるということで、少々あとがきの追加などを(笑)

この「遠い処から還ってきた少女」の初出は仮SS掲示板で、第二部の中編までを投稿させていただいてました。……そうです、第二部後編以降は、実は仮掲示板の方には投稿していないのです(汗) これは……中編から後編を書く間に、数ヶ月間というもの凄いブランクがあったためです(大汗)
結局第二部後編からは、私のHPで随時アップしていくことになったのですが……正直今でもそれに関しては罪悪感があります。もし、ほとんどあり得ないことですが、万が一仮掲示板でこのSSを読んでいて下さっていて……頭の片隅でほんの少しでも続きを気にしていた人がおられたりして、その人が私のHPの存在など全く知らない人(これは可能性高いです(笑))だったりしたら……。
ですので、今回、LOTHさんのHPに置かせていただけたことは、私にとって非常にうれしいことなのです。このLOTH's Home Pageは、私のHPなどよりも遥かにたくさんの人たちが訪れるところなのですから。もしかしたら……「ああ、このSSこんなトコにあったんだ」なんて気付いてくれる人が、いるかも知れませんからね(^^;

それから、せっかくですので、もう1つ裏話的なものを(爆)
お気付きの方も多いかもしれませんが、このSSの構成要素の1つは、Kanonのオープニングとエンディングの歌詞です。歌詞を見ながらこのSSを読むと、テーマのようなものが見えてきたりこなかったりするかもしれません(笑)
 
 

それでは、最後までお付き合い下さいまして、本当にありがとうございました。
 

2000.6 sainsain
 

 

 

 

 

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