TAKARAJIMA 〜宝島〜

このSSは、私が敬愛するSS作家、LOTH様に捧げます。

あゆの、SSです。別に受け取ってもらわなくても結構ですが、読むだけは、読んでください。お願いします。
こんなことしか言えませんが。

それではどうぞ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

    『TAKARAJIMA 〜宝島〜』
 
 
 
 

宝島に行こう!!
 
 

ボク達の夢を積み込んで
 
 

宝島に行こう!!
 
 

今度は
 
 

ボクだけの幸せを夢見て!!
 
 

さあ
 
 

黄昏の海に漕ぎ出そう!!
 
 

大丈夫
 
 

まだ時間はたっぷりあるよ!!
 
 

コンパスも
 
 

地図も準備して。
 
 

おっといけない
 
 

食べ物もたくさん積まなきゃね!!
 
 

だって
 
 

長い旅になるんだから!!
 
 

さあ
 
 

出港しよう!!
 
 

見送りも
 
 

乗組員も
 
 

だれもいないけど。
 
 

すぐにまた
 
 

増えるから!!
 
 

しっかりと
 
 

帆を張って!!
 
 

ボクは
 
 

大海原に飛び出した!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

宝島には
 
 

宝物があるんだ!!
 
 

どんなお願いでも
 
 

一つだけなら叶えてくれる。
 
 

まだまだそこは
 
 

遠いけど。
 
 

コンパスと
 
 

地図があれば。
 
 

きっと、たどり着けるよね!!
 
 

そうしたら
 
 

ボクはお願いするんだ。
 
 

お願いするんだ!!
 
 

ボクが叶えられなかった
 
 

ボクの本当のお願いを!!
 
 

ボクの望む
 
 

本当の世界を。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

〜〜END〜〜
 

これが、私が感じたことです。LOTH様。

こんなSSですいませんが、今はこれくらいしかできません。

これをどういう風に取るかは・・・・・・貴方にお任せいたします。
 

それではまた。

-----
ささやかなコメント by LOTH

たくさんのコメントを、感想をいただいている、そして素敵なSSを書いておられる飛鳥夢路さんに捧げていただきました。
捧げていただいた理由は、あの『Dream/Real』を読んで感じたこと、だからということのようです。
確かに、これはあゆ、ですね。わたしのあのあゆかどうか、それは読者とご本人の感じ方ですけど。
わたしが『Dream/Real』で書きたかったあゆは、好きな人のために消える事を望んでいる、わたしに言わせると
勘違いな前向きの思いを持っている、同時にやっぱり消えずに祐一と一緒にいたいというエゴを捨てられないあゆでした。
でも、それが人間だから。天使じゃないんだから。
やっぱり、幸せを、宝島を探したい。そして、手に入れたい。でも、そのための船出、それは間違いかもしれない。
船の定員が一人だから。そして、実は宝物は足元に転がっていたのかもしれないから。
…そんなあゆの二つの哀れさ。前向きに消えていく哀れさと、消えてしまうこと自身の哀れさ。
そんな感じ、出ている気がします。
もう、わたしはあの作品だけで、そんなあゆを書くことは封印しましたが。もう、あゆの幸せだけを書きたいから。
でも…この作品は、好きです。またあゆ、書きたくなりました。HDHL、止まってますし。

飛鳥さんには長らくお返しが出来ませんでしたが、ようやく栞版『Dream/Real』と言うべき作品の
番外編でお返しすることができました。
それが一番だと前から思っていたので…ホッとしています。 inserted by FC2 system