2001年6月の日記


6月30日
年は取りたくないもんだ
別に体力が落ちたとか、疲れやすくなったとか、そんなことを言っているんじゃないんですよ。
そんなの、別に年のせいじゃなくっても、不摂生な生活してたらなったりするわけだし、
それに関しては身に覚えもあるのでそれを言ってるんじゃないんです。
そうじゃなくて…

最近、新しいOriginalを書こうと思い、かつて書こうと思っていた話の設定やメモを
引っ張り出しました。というのは、その話の設定をもうちょっと変えて、登場人物を変えて、
その頃にはとても単純で馬鹿馬鹿しい話だった筋を今の自分なら書けるような複雑な…
…といっても、普通の作家さんが考えるよりは馬鹿馬鹿しくって単純だし、
文体はといえばその頃からちっとも変わらない稚拙な物だってのはご存じでしょうけど…
まあ、そんなつもりで大学時代〜入社頃に書いていたメモ集を引っ張り出しました。
で、お目当てのメモを引っ張りだしたわけですけど…

…確かに、元の話は書くのはどうかなと思うくらい稚拙なものでした。
しかし、その後にいろいろとネタ、設定、アイディアが追加されていて…
その上、別系統の話として、その当時凝っていた神学系のネタ物の話の設定集があって、
それらを足すと…何か、結構よさげなモノができそうってことが判明。
最初の計画をあっさり投げ棄てて、そちらで行こうといろいろ構想練ってたりするんですが…

今のわたしには、もう思いつかないんですね、それらのネタは。
思い出したネタに修正をくわえて…と最初思っていたのは、単なるアレンジで、
全然新しいネタとか設定の追加とか、有り触れたものばっかだったんです。
でも、掘り出して来たネタは、今では到底思いつかないようなある意味でぶっ飛んだ、
けれど示唆に富んだ…ある意味青臭くって、そのままじゃ書けそうもないけど、それを
元に書き下していくと何かすごく深みのある話にできそうだったり。

昔は、そんなのぽんぽんと浮かんでいたんだなあ…としみじみ思わされました。
断片だけのネタメモなんか見ていても、あ、これって…とハッとさせられたりして。
そんなの、今じゃ全然思いつきもしない。まったく既存の話のアレンジ、小手先技、
そして文章でなんとか見せようと、ありもしない文章力で誤魔化そうとした
みっともない代物…そんなのばっかだなあとしみじみ思いました。

そういう、すごいアイディアがたくさん浮かんだのは…若かったのかなあと。
今じゃおじさんになって、そんなのすら浮かばない頭の固い奴になってしまったんだなあ
と、なんだか悲しくすら思ったり。
まあ、あの頃にはなかった人生経験と、ちょっとは上がった筆力で、あの頃のそんなネタ
の話を書き上げてみようかとは思います。
でも、それらを書いてしまうと…
もう新しいネタなんて、わたしには浮かばないんじゃないだろうか?
そう思うと、暗澹たる気分にさせられます。

…そんな風に思ってしまうこと自体、年のせいなんじゃないかとも思うんですけど(汗)
そんなこともあって、若い人にはわたしのエッセイ『ボクは街の幻燈屋さん』を
読んでほしいなあと思うわけだったりして。
街の幻燈屋のオジサンは、思っているわけですよ。ハイ。
6月26日
暑いでござるよ
って、なんで忍者ハットリくんになってるんでしょ、わたし。
ニンニン

…じゃなくてえ…

暑いと、眠いのです。
…なんでやねんと思う方、あなたは甘い!甘すぎる!!
砂糖抜きでカロリーゼロのパ○スイートのごとく甘いっ!!!

…何テンション上がってるんだか(苦笑)
というのも、やっぱ眠いからで…

春眠暁を覚えずといいますが、春眠いのは自分です。
しかし、夏というのは…暑いのです。
暑いと、汗をかきます。
嫌、自分が書くぶんにはいいのです。
うちには汗っかきな子供が二人います。上の子は、非常に元気なので問題ないのですが…

下の子は、喘息持ちでアトピー系です。
んで、汗をかく…すると、当然ながらすぐにあせもというか、首筋あたりが赤くなります。
本人、ずいぶんかゆいんですね、多分…
…そして、夜になると、自分でかきむしっては泣いているわけです(涙)
ごめん、お願いだから朝4時に目を覚まして泣かんでくれよ…
おとーさんは夜中の二時に寝たばっかなのに…はぅ…

そんな陽が二日続いただけで、もはやわたしはダウンです。眠いです。
世の中のお母さんたちって…偉いわ…おいらには真似できないっす、マジで。

そんなわけで、今日もSSは書き進めず…こうしていたずらに日記など書いていたりする(汗)
バカなテンションは上がるんだけどな…はぅ…

あ、そうか。このネタで「にんぎょひめ」を書けばいいんじゃん(爆)
…マジで似たネタで書くとしましょう(笑)
あ、そういえば番外も書かなきゃだわね…あははは…

…はあ。空しく響く笑いと共に、とりあえず日記は終わる…SSは終わらない(核爆)
6月25日
飛行バス
…いや、別にそれがどうしたってわけじゃないんですけど…

最近、出張で東京に行ったんですよ。ちなみに、わたしの現在の所在地は、Profileのとおりなんですけど。
その帰り、羽田空港で帰りの飛行機を待っていた時のこと。
時間が近づき、さて飛行機に乗り込もうとゲートを越えると、そこにあったのは…
…バスじゃん。
ここで解説。飛行機にはそのまま通路を越えて乗れるとは限らない。
田舎行きの飛行機は、よくバスに乗って飛行機のところまで行って、それからタラップを登って登場するってことがあるんです。
んで、そのバスにわたしも乗った訳で…
ぼーっとバスの中、発車の時間を待っていた時。
車内放送が鳴って曰く。
「こちら、××航空××行きです。」
…違うって。行くのは飛行機までで、このバスが行くわけじゃないでしょ?
このバスがそのまま飛んで目的地に行くってんならともかく…

…その時、想像したりしたんですよね。
バスがそのまま、飛んで飛行場に降り立つ光景。
…いいかも(笑)
デロリアンみたいに飛ぶバス。羽が生えて…

何考えてるんでしょう >をれ
暇だったからか、それとも疲れれたせいでしょうか…ただそれだけなんですけど。

疲れているといえば…という、なんか変な所から入っちゃうんですけど(苦笑)
最近、また更新が滞っているのは、疲れているからじゃありません。
……いや、全然違うって言うとそれもまた嘘になるんですけど。
それ以上に、問題なのは、ですね…

発散しているんです。
今のところ、プロットまでできている話が、3本。
プロット前に書きはじめて、ある程度書いたのが2本。
企画中の話が2本。
その上、思いついたネタが数本…

それもこれも、忙しいせいかなあと。
書けないと書きたくなる、書けない時に限ってネタが浮かぶというのは前にも書いたことですが、
それの典型的な状態ですね、今の場合。
真面目な話、ネタの浮かび方という意味では近来にないネタの浮かび方です。
しかし、書く暇がない…というか、書くだけの心の余裕がない。

前にも言いましたけど、わたしは溺れ系の書き手なので、何かを書こうと思うと
必ずその話の気持ち、雰囲気にきちんと嵌まらないといけないのです。
例えば、『夢の街』の香里が栞のことを語るシーン…マジで、泣きながら書いてましたし。
しかし、そういう書き方って、結構辛いです。
乗れないとマジで書けない…というか、気持ちがそういう時じゃないと書けないといった方がいい。
こっちは作家じゃないので、気持ちをそこへ持って行くために他の時間をフルに使う、などという
贅沢はもちろんですができない相談ですし。
だからこそ、以前は何気ないほのぼのを書き飛ばしていたわけですから…

ところが、今考えているのって、コメディーか、じゃなきゃマジな話ばかり。
…疲れすぎです。そんなの書くのは。
以前はそうは言いつつも心の余裕はあった…それに、通勤時間という気持ちを切り替える絶好の時間もあったんですが…
今は通勤時間、自転車で10分(苦笑)
近くていいんですけどね…気持ちがね…
それに、馴れない新しい仕事…降ってくる問題…
……はぅ。疲れが…

でも、そんな時に限って、前に言ったように書きたくって。
だから、忘れないように次々ネタを、文章を書き止めるのが精一杯で…
まとめてきちんと書くことが、なかなかできません。あぅ〜〜〜〜

以上、言い訳でした(爆)
まあ…来週はそれでも何か上げますです。ハイ。
あと、なんとかかおりんコメディーをなんとかしたいです…あまりに中途半端で止まってますからね…
はあ……誰か代わりに書いてくれないかしら <をいっ

などとボケをかましつつ、本日の日記を終わる…
…ていうか、こんな久々にしか書かないのって、日記って言っていいのか?まったく…
6月6日
ひょんな時に思いつくひょんな事
誰でも、よくあることじゃないかと思うんですよね。
仕事が忙しかったり、勉強が大変な時に限ってゲームの解法が思い浮かぶとか、
SSのネタが浮かんでどんどん展開まで考えてしまうとか…

などと唐突に始まる日記です。
ていうか、既に再度書きはじめてから1週間近くが経ってるので、日記とは言わないという噂(苦笑)
まあ、それはいいとして… <いいんか?ほんとにいいんか?

最近、一応、かのんSS-Linksは見ているのです。
ていうか、必ず見てるんですけど、最初のページは(苦笑)
だって、あのサイトがもしなかったら、わたしのページが1万ヒット/月なんて行くわけもなく、
今ごろ閑古鳥が鳴いていたことは間違いない事なので、わたしはもちろん、あのサイトには
足を向けて寝られないヒトなのです。
…どっちに足向けたらいけないのか、それが問題なのですけれど(汗)
まあ、それはともかく、あそこで今…ていうか、少し前まで面白かった場所に『捜索掲示板』というのがありますよね。
『○○なSSを探しています』とか、『○○っていうSSがあったと思うんだけど、あれはどこ?』とか
そういう捜索する人がいて、それに知ってる人が答えるという、アレです。
最近は答える方も固定化されていたり、聞く方も同じこと何度も聞いてきてたりして、
あまり面白くなくなった気がして、わたしもさっと見るだけなのですけれど。
…あと、自作を薦めないというポリシーのため、書くことがないというのがネックだし(苦笑)
まあ、そんなこんなで、ほとんど眺めるだけなのですが…

最近あった質問に、『明るい舞のSS』というのがありました。
要は、舞があの夏の日の『まい』のまま大きくなった…そういうSSってことなんですけど。
わたしの記憶では、そういうのはないんです。
ないんですけど…

『わたしがあなたに出会うまで』『あなたとめぐり逢うために』という、わたしの舞のSSがあります。
これはあの夏の日をもう一度やり直した舞と祐一の、かんど〜の(苦笑)SSなんですけど…

あれはわたしが、舞の過ごしたあの悲しく空しい10年に意味をあげたくて書いたSSです。
わたしはそれに失敗しかけ、多くの人たちの支えがあって、なんとか書き上げた…そんなSSでした。
今は、もうあの頃にわたしを支えてくれた人々は、ほとんど姿も見えなくなってしまいましたけど…
ともかく、書き上げて。なすべきことは終わった。舞をそれで幸せにした…
そう思いました。そう思っていました。
そして、思っています。それは本当なんですけど…

…なぜか、懐かしい気持ちがしました。
そして、考えてしまいました。

それはかつて書いた、少女小説のかけら。
それに、今も書こうと思っているファンタジーのかけら。
そして、最近書いた、一人の少女を幸せにするための、わたしのオリジナルいっぱいのSS。
それらがわたしの頭の中で混ざり合い、一つの話のかけらになって
そして出口を探してわたしの頭を駆け回りはじめて。

…書こうかなあと思って、ちょっと書いてみています。
でも、それ以上に書かなきゃと思っている話もあって。
それに、仕事で…日常で手一杯で、細々としか書いてない現状では、書き上げる自信も今はなくって。
だから、わたしのサイトで公開するか…できるかわからない。
多分、そこまで行かないかもしれないなあ…そう思いながら。

でも、やっぱり書いてたりします。少しですけど。
いつか…お見せできるほど書けたらいいなあと思います…

…なんていいながら、すぐに載せちゃったりするかもしれないけど(爆)
んで、すぐに連載止まって未完を増やしそうで恐い(核爆)
ていうか、その可能性のが高いのが一番恐い…あはははは

という感じで、ともかく…今ちょっと思っていること、やってることを書いてみました。
ちなみに、書くべきもの…かおりんコメディは、もちろん少しずつながら書いておりますとも!
とりあえず、それが最優先ですので…乞うご期待っ!!
…笑えたらいいね…あぅあぅ…

…………おしまいっ!
6月1日
まずは、テストも兼ねまして…
日記を書くのはどれくらいぶりでしょう…
…もう、思い出せないくらい前だったりして。
前の日記スクリプト、カレンダー風で結構面白いかな、とおもったんですけど…
やってみると、通しで読めないとか、面倒な部分が多くて自分で不評(苦笑)
んで、どうしようかと思いつつ、結局書かなくなって…

でも、最近書いてみたいことなんかあったりするので、再開したくなり…
新しい日記を捜した結果、これに至ったという次第。
ともあれ、今日はテストも兼ねた始めということで、まあ…

…結局、これだけでおしまいだったりする(苦笑)
ともかく、6月…新しい日記の始まりっ!!

……だれさ、三日坊主だろうって言うのは(汗)
ていうか、きっと明日は書かないだろうから、三日も持たないと言う噂(爆)

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