Forbidden  lover
 

苦しそうな吐息。
発熱するからだ。
私は、為す術も無く、それをただ見ていることしかできない。
やがて、その身体が光に包まれ――消える。
私の中の何かが音をたてて砕け散った。
 
 
 
 
 
 

       “Forbidden  lover”
 
 
 
 
 
 
 

「美汐……」
 突然名前を呼ばれて私は振り返った。
 私より頭一つ分背の高い男の人。
 見たことのない顔だった。
「はい?」
 いきなり名前を呼ばれたことに警戒しつつ、私はその人に返事を返した。
「…………」
「あの――」
「ごめん、記憶がないんだ」
 そう言って、その人は私の肩をつかんだ。
「あ、あの……」
「君を見たら自然に名前が浮かんできたんだ。僕は、君を知っている。君は、僕のこと何
か知らないか!?」
 眼を見て、冗談やその類のもので無いことは分かったけれど。
「……ごめんなさい、私には……」
「……そう……」
 この後、私が言った言葉は、自分でもどうしてこんな事を言ったのだろう、と思うよう
な言葉だった。
 どうしてこんな事を言ったのか分からない。
「記憶が無いのなら、私の家へ来ませんか」
 私は、その男の人に「何か」を感じていたのかもしれない。
 ただの一目惚れかもしれない。
 こんな言葉がある。

『起こってしまった偶然は、全て必然である』

 私と彼が出会うこともまた、必然の一つだったのだろうか。
 人と、人ならざるものとの禁じられた恋。
 Forbidden lover
 
 
 

 そして、たった一週間の蜜月がここから始まる――
 
 
 
 

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  突発的にこんなのができてしまいました。
  香里「未来は〜は?」
  ええ、思いつきだけです。
  香里「未来は〜は?」
  ・・・・・・・・・・
  香里「・・・・・・・・」
  ごめんなさい(低頭)
  香里「書く気無いの?」
  あるぞ
  香里「じゃあ書きなさいよ」
  おう
  香里「全く当てにあらないわね」
  なんでそこまでこきおろされんといかんのだ
  香里「それでは、また次回、しーゆー♪」
  聞いてないし……
 


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